西野そらの日々の事ごと

日々のさもない事ごと

オットとツマ

 子どもたちが同級生である友人2人と、ランチにでかけた。

「年をとると頑固になるよね」

「うん、なるなる」

 3人とも上の子が社会人、下の子が大学生。そして間もなく定年を迎える夫(うちは少し先)という家族構成だ。

 頑固になってきているのはそれぞれの夫であり、なんだかなあと思う共通の頑固さは、筋の通っていないことでも認めようとしない点である。

「最近じゃ、息子の言い分が正しいと思うことがふえてきた」

「わかる、それ」

「うちなんて、まさかパパがこうなるとは……、って下の子がいうわよ」

 だれかが何かを言えば、残る2人もすかさず我が家のケースを語り、笑いあっては共感したり、うちはまだマシかもと、安堵したり。

 

 「いよいよ来年の誕生日前日で定年」

 話題は頑固オヤジ化する夫から、定年後の暮らし方へと進展する。

 ここでの共通項は「もう、働きたくないと言う夫」。どこも定年になるその日を待ちわびてカウントダウンしている様子。

「65歳まで定年を引き延ばせるのよ。それなのに60歳で辞めるつもりらしい。1日中家にいて、なにするんだろう」

 60歳まで家族のために働いてくれているのだ。感謝しかない。何十年も満員の通勤電車に揺られ、これ以上電車に乗りたくないというのも納得できる。労いの気持ちでいっぱいでもある。不条理なことを言う得意先のない、スマートフォンから解放された暮らしをしてほしい。この気持ちに嘘偽りはない。

 でも、でもだ。

「ずっとふたりで家にいて、問題が生じないとは思えないのよ」

 確信をつくノリコさんの言葉にわたしたちはウンウン頷き、ケラケラ笑う。

   

 本当によく笑った。

 それにしても、夫を前にするとどうして笑いたくなくなるのだろう!? そうか、テレビの街頭インタビューで同年代と思われる夫君が答えていたっけ。

「うちの妻はいつも不機嫌」

 なぜ不機嫌なのかを問われると、

「僕がなにかしちゃってるんでしょうね、なにをしたかはよくわからないけど」。

 

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ゴールデンウイークに

修学旅行のようなコースで奈良と京都へ

家族でいってきました。

36年ぶりにみる奈良の大仏さま

やっぱり、大きかった!

東福寺の通天橋から見る景色も美しく。

それから。

以前の記事に書いた次女の大学の入学式。

結局、出席しませんでした。

西野 そら