西野そらの日々の事ごと

「書く」ことを暮らしのなかの一つに。日々の些事をどう受け止め、考えたのか。忘れないように。

不具合の連鎖

 年が明けて早々、相次いで家のモノたちに不具合が生じた。浴室の換気暖房乾燥機と台所の電動昇降棚である。

 換気暖房乾燥機は機械の故障でなしに、カバーだ。天井に引っ掛ける箇所が3箇所欠けて(経年劣化)、今にも落ちそうだった。応急処置的にネジでカバーを止めたが(ネジを止めたのは夫)、これがうまい具合にいったものだから、新しいカバーに変えずとも差し障りがなさそうであった。が、不具合はなぜか連鎖する。

 時あけずして、台所の流しの上にある電動昇降棚(以下、棚と呼ぶ)が動かなくなった。

 この棚は2段になっている。上段は調理器具置き、下段は水切り棚。いつもは水切り棚が見える程度に棚を下げておくが、動かなくなったときには棚を上げており扉に覆われた状態であった。まな板、ボール、ザルが取れない。もちろん水切り棚としても使えない。

 メーカーに修理を依頼するも、順番まちで最短で4日後とのこと。4日も棚を使えないのは困る。と伝えるや、停電時や故障時の対処として手動での扉の開け方を教えられ4日程度なら、さして困らないことがわかった。

 しかし、不具合の連鎖はこれで終わらなかった。

 棚が動かなくなった翌日から、風呂の追い炊き運転をしたままシャワーを使うとシャワーのお湯が水になったり、食洗機が途中で停まったりという現象が2、3度起きた。今年の冬は寒い。いつなんどきお湯が水に変わるかもしれぬシャワーなんぞ、恐ろしすぎる。なにより、給湯器が完全に壊れてしまう前に修理してもらわなけりゃ、まずい。

 慌てて、ガス屋さんに修理を依頼する。給湯器は保証期間内。ついでに換気暖房乾燥機のカバーも取り寄せた。ただ、こちらも順番待ちで修理は2日後。結局、カバーが落ちかけたあの日から、全ての修理が終わるまで9日を要した。とはいっても、給湯器を使えない日がなかったのはさいわいであった。 

 この不具合の連鎖でわたしを驚かせたのは棚の在りようである。台所仕事をするときわたしは無意識に動いているのだった。流しと棚の位置、棚がどの程度降りているか確かめずともカラダが覚えていて反射的に動く。

 このことは台所に限らず。娘たちが疲れたときに電子ピアノの前に座るのも、無意識に向かってしまうのかもしれない。

 家の物たちたは<ただ>そこにあるだけじゃないのだ。きっと。

 

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河口湖。

ブログの写真用にと、夫

西野 そら