西野そらの日々のこと 

「書く」ことを暮らしのなかの一つに。日々の些事をどう受け止め、考えたのか。忘れないように。

気が付けばゴールデンウイーク

今週のお題ゴールデンウィーク2015」 

4月のカレンダーは日曜日の列のほかに、「昭和の日」の29日だけがぽつんと赤い。

 そんなだから、4月のカレンダーを繰るや飛び込んでくる赤文字の連なりに、はっとする。「そうか、ゴールデンウイークだ」。

 この「はっ」は、大事にしまったまま忘れていたものを見つけた嬉しさと似ている。

 計画も予定もないけれど、なんだか心嬉しいゴールデンウイーク。

 今年はこんな具合いだ。

 4月29日

 大学生は振替授業で登校。中学生は部活(テニス)の試合。弁当をもたせる。

 休みの夫と5キロ走る。午後、いつものスーパーマーケットでおつかい。

「あら、こんにちは。暑いですね」

「まあ、こんにちは。ほんと、このごろは暑いか寒いかになっちゃたわよねぇ」

 見知らぬ人の会話に思わず「ふむふむ」と頷く。

 5月1日(朝、カレンダーを繰って、赤文字のならびを確認)

 会社、学校、それぞれが行くべき場所へ向かう。家の中のことを済ませ、ランニング用のシャツと短パンに着替える。ランニング用のリュックを背負って走る。リュックの中身は新潟でもとめた昆布巻き、鯵のさつま揚げ、干し烏賊。4キロ先の父と母の家に届ける。

 5月2日

 夫は会社へ、大学生は箱根へ旅行、中学生は午前に部活、午後は塾。

 5月3日(赤文字のはじまり)

 やっと休みの中学生。朝から友だちと映画館へ。目当ては「名探偵コナン」。 

 夫とともに5キロ走る。ランニングコースの道すがらにある木立のトンネルは、艶やかな新緑で日差しを遮ぎる。この涼しさはまさに清々しい春。数日前のスーパーマーケットでの会話を思い出す。

 春よ、もうしばらく居座っておくれ。朝晩だけでもいいからさ。

 5月4日

 「着るものがない」と騒ぐ中学生。

 押入れの天袋から夏物用衣装ケースを出して衣替え。水をかぶりながら葦簀(よしず)を洗う。夜、箱根旅行から長女が帰宅。 

 

「ゴールデンウイークってゴールデン?」

 ふと、夫に訊く。激務に追われる夫は3、4日でも休みが重なることがゴールデンらしい。

 ああ、そうか。わたしは夫が家にいることがゴールデンなのかもしれない。ふふふ。

 

 f:id:sosososora:20150505093629j:plain

うちに来て22年目のポトスです。

sora