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西野そらの日々のこと 

「書く」ことを暮らしのなかの一つに。日々の些事をどう受け止め、考えたのか。忘れないように。

信憑性

 友人Y子と会う。

 Y子の趣味は人間観察と人間分析。 

 会えばY子ならではの論理を展開しつつ、「◯子さんはこういうひと」「△夫さんはこんなひと」と機関銃のように話し続ける。

 わたしの知人、友人を評するならY子との関係は続けられないが、その手の話に登場するのはわたしの知らないひとばかり。断言しても差し障りがないように、きっと意図的にそうしているのだろう。Y子は好き勝手に断言することで、ややこしいひと付きあいの気晴らしをしているのかもしれない。

 それだからわたしは、映画や本の登場人物についての話を聞くように、ひたすら「ふん、ふん」と頷いている。

 Y子は「ふんふん」頷くわたしをどう分析しているのだろう。と思わなくもないが、頷きながらも、その観察力、分析力にただただ脱帽する。言い当てているか真実のほどは、ともかくとしても。

 

 わたしにはとうてい真似できない。優柔不断さが断定をきらうのか。

 そも、ひとには幾通りもの顔があるじゃないの、と思うのだ。

 「ガサツそうに見えるのに案外、神経質なんだね」とか「神経質そうに見えるけど、大らかなのね」。

 こんなふうに言われたなら、素直に「あら、そうかしら」と、新たな一面を発見したような気にもなる。

 きっとわたしたちには相反する気質が備わっていて、その時々でみせる顔が異なるだけなんじゃなかろうか。

「あなたはこうだから、そういう行動をするのね」と決めつけられるより、よほど信憑性がありそうではないか。と不真面目に真面目なわたしは考える。

 

 

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日曜日、新潟で買った日本酒です。

選びに選んで決めた1本でしたが、

いつも行くスーパーで同じものを見つけてしまいました。

sora