西野そらの日々のこと 

「書く」ことを暮らしのなかの一つに。日々の些事をどう受け止め、考えたのか。忘れないように。

欲しいもの

今週のお題特別編「子供の頃に欲しかったもの」
〈春のブログキャンペーン 第3週〉

 

 恐ろしいほど、ほろほろと記憶がこぼれてゆく。三日前の記憶もすでに薄れているのだもの。

 子どものころに欲しかったものなど、簡単には思いだせないなあ。

 そんなわけで、いま欲しいもの。

 それは記憶力と集中力。

 思い出したいときに思い出したい事ごとを記憶の抽斗からサッと引っ張り出してくる力が欲しい。

 ほら、子どものころに欲しかったものはと訊かれてサッと思いだせたら、なんだかいいことありそうでしょ。

 記憶力とは違うのかもしれない。わたしが欲しいのは引っ張り出す力。なんとか手に入らないだろうか。

 引っ張り出す種類によっては、娘たちよりもはるかに早く、スムーズに引っ張り出せることもある。たとえば学校の書類の提出期限や、国語や社会や数学の公式といったものでも。それなのについぞ引っ張りだせないものも少なくはない。

 まあ、記憶という点では、忘れることも悪くないと思ってもいる。

 記憶の抽斗には、おもいのほか多くの事ごとが詰まっている。失敗や後悔、痛みさえも、しっかりとおさまっているのだから。忘れるからこそ、楽になることもあるのだろうし。

 

 もうひとつの集中力。

 こちらも日々低下している。取り戻せるのなら取り戻したい。

 このごろ本一冊を読み終えるのに、そうとう時間を要する。

 文字を追い始めると一つの単語の意味を考えこんだり、文字を追って瞼も下がり、あっという間に眠り人となったり。何日も同じ頁を繰って、しまいには諦めたりして。

 書くことも然り。書くときは眠り人と化すのではなく、やたらと気が散る。ハタと思い立ちトイレ、洗面所をゴシゴシ磨いている。磨いてる場合じゃないのにね。

 まるで脳が深く考えることを拒否しているみたい。

 それでも、本は読みたいし、書くこともしたい。

集中力回復法、ご存知のかたおられませんか。

 

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最近気に入りのブラッドオレンジです

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実が黒みがかっているので、

腐っていると勘違いする人もいるそうです。

sora