西野そらの日々のこと 

「書く」ことを暮らしのなかの一つに。日々の些事をどう受け止め、考えたのか。忘れないように。

内緒のはなし

 「昨日の話、Kのお母さんには言わないで、って、Kが言ってたよ」

 学校から帰るや、中学2年の娘が言う。 

 そういえば、幼馴染のKくんが教室で悪ふざけをして担任から叱られたと、昨夜(ゆうべ)話していたっけ。

 Kくんの心配は自分のした悪ふざけが、お母さんに知られること。

 彼としては、わたしにさえも知られたくなかったのだろうが、時すでに遅し。昨夜のうちにわたしに伝わったことがわかり、「うちの母さんには話さないように言って」となったのだとか。 

 とりたてて言うほどのないコトが、秘密めくや、にわかに意味ありげになってしまった。

 さあ、困った。Kのお母さんの顔が浮かぶ。

 ふと、少し前にKのお母さんから聞いた話がよみがえった。

「このことはKの耳にはいれたくないから、Tちゃん(娘)には言わないでね」

 フフフ。似てるんだ、K親子。

 どちらの話も知られてまずいほどの内容とは思えないが、K親子のあいだでは言わずにおきたい事ごとなのだ。スッと気持ちが楽なる。はいはい、内緒話は引受けるよ。

 かつて、わたしの知らない娘たちの一面を、娘たちの友人のお母さんたちが教えてくれた。思わず仰け反ってしまたり、嬉しくて顔が緩んだりしたことを思い起こす。

 親の知らない子どもの姿があることを知っておくことは、肝要。

 これは子どもに限らず。夫だろうが、親であろうが、兄弟であろうが同じこと。家族だから全てを知っているなんて、考え違いをしてはいけない。

 とはいえ、すぐに忘れて、「あんたのことなんて、なんでもお見通しよ」などと暴言を吐いてしまったりするのだけれど。

 

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ホットサンドメーカーです。

朝食やおやつにホットサンドをつくります。

sora